沖縄県立豊見城南高等学校ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本年度、本校校長として着任いたしました金城 篤(きんじょう あつし)と申します。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
新年度が始まりました。本校では、令和7年4月7日に入学式を挙行し、143名の新入生を迎えました。入学に至るまでの努力を称えるとともに、在校生、教職員一同、心から皆さんを歓迎いたします。また、同日午前には始業式を行い、令和7年度の新学期がスタートしました。これから一年間、教職員一同、教育活動にしっかりと取り組んでいく所存です。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、本校は、昭和56年に全日制普通高校として、沖縄本島南部に位置する豊見城市翁長に開校いたしました。南に糸満市、西に瀬長島、慶良間諸島、さらに東シナ海を臨み、校歌の歌詞にも出てくる風光明媚な「座波名森」の高台に校舎がそびえ立っています。
このような恵まれた環境の下、今年度で創立45年目を迎え、「勤勉」「協調」「創造」の校訓の下、「創造的で知性・協調性に富む人間性を育成するとともに勤労を重んじ郷土を愛し、時代の変化に柔軟に対応し逞しく生きる心身ともに健康な若者の育成」を目指して、これまで地域の人材育成を担い、輝かしい伝統を築いてまいりました。
創立当初は普通科のみでしたが、現在は普通コースと特進コースの2コースを設置し、将来必要な資質能力を身に付け「自分で考え、判断し、行動できる生徒」の育成を目指しています。さらに、令和5年度より、3年間にわたって「高等学校における多様な学びの在り方研究モデル校」の指定を受け、生徒の基礎学力定着を目標に、生徒一人ひとりに寄り添ったきめ細かな指導を通して、資質・能力の伸長と社会的自立に向けての支援を展開してまいります。こうした取り組みが徐々に成果となって表れ、令和6年度は、地元琉球大学や名桜大学などの国公立大学をはじめ、慶應義塾大学への合格者を出ております。
最後になりますが、学校教育には保護者の皆様や地域の皆様のご理解とご協力が欠かせません。生徒は、自身の夢や希望を叶えるために頑張っております。今後とも本校への温かいご支援をお願い申し上げまして、ご挨拶といたします。
令和7年4月吉日
沖縄県立豊見城南高等学校
第21代校長 金城 篤